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科学未来館 [世の中もうちょっとなんとかなんない?]

事業仕訳のシーン、女性教育会館の次にマスコミが飛びついたのは、元宇宙飛行士の毛利衛氏が「科学未来館」の意義を語る場面でした。

科学未来館。つい今年の春ごろ、初めて子どもを連れて行ってみました。
豪華な建物を見て、気分が悪くなりました。最近、豪華なハコモノをみると、いつも催す症状です。先端科学についての啓蒙が目的であっても、やり方ってもんがあるでしょう?
展示はまあ、はっきり言ってそんなに面白くない。レベルの高い内容なのかもしれませんが、よく勉強しなければわからないような難しい事柄は、そもそもああいう派手な展示には向きません。少なくともあんなに豪華な建物は不要です。

上野公園に昔からある国立科学博物館。豪華さはありませんが、見応えはあります。ちょっとした実験をさせてもらえるフロアーは子どももとても喜びます。行ったことはありませんが、九段に科学技術館というのもありますよね。こちらも行った人たちには好評です。科学未来館も新しい物好きの人にはいいのかもしれませんが、私としては存在意義をあまり感じません。既存の博物館類とダブっていやしませんか?

学校教育を赤字とは言わない、と毛利館長は訴えました。説得力あります?学校教育と科学未来館は同列でしょうか?学校教育だって、無駄なものにおカネを使うことは許されません。

事業仕訳を荒っぽいと批判する向きもありますが、「良識ある市民の目で見る」という意味では、女性会館も科学未来館も直感的に無駄です。今はこのような荒っぽさもある意味必要な時なのではないでしょうか。

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